これからの「暮らし」の話をしよう

理系パパによる資産運用・子育て・キャリアの情報発信ブログ

実家をリフォームするか建て替えるか引っ越すか

 

GWは毎年恒例の実家でお泊りしてからのサファリパーク。

 

実家はバブル期に山を切り開いて開発された住宅地の一番上に立っています。軽量鉄骨の2階建て。最寄り駅からは地図上は徒歩10分ながら、顔を見上げるほどの坂道を延々と上っていく必要があります。正直今の季節でも上るだけでヘトヘト。そして最寄りのスーパーまで2km以上。徒歩圏ではコンビニがある程度。さらに40年間に建てられたせいか、基礎を含む擁壁が傾いておりそのうえに立っている実家も少しずつ傾いているようで、窓が十分に閉まらなかったり、ビー玉を置くと勝手に転がっていくようなところです。設備もぼろく子どもたちがまだ小さいので何とも思っていないが少し大きくなるとたぶん実家に行くのもあまり気乗りじゃなくなる気がします。

 

将来的には私が引き継ぐわけですが、交通の便のよいところでもなく、車が必須な住環境であることから有効活用できるイメージが全くわきません。それなら親持っている今のうちに対策した方がよいだろうと実家に帰るたびに考え込んでしまいます。

  1. リフォームする
    素人ながらも基礎が傾いていることをうすうす感じているので、おそらくそのままではリフォームできないので、たぶんありえない。
  2. 建て替える
    上物を撤去するのに150万、外構工事が100-300万、その上に建て替え費用、引っ越し費用は少なくとも1800-2200万。合計して安くて2500万。これを親の老後費用から出すのか?今から建て替えても親の年齢的に10年も住むかどうか。それにこの費用ならなかなか決断しにくい。
  3. 引っ越す
    今のところ、最もあり得るのはこの3.引っ越す。実家がある「町」はそもそもここから急激に人口が減ってくることが確定であり、さらにスーパー、病院などの生活インフラが車を必要としているあたり、自分がもっと年を取った時には維持できずに持たないだろうと考えています。それなら、より人口減やインフラの劣化が緩やかな場所に引っ越すのも全然ありなのではないか?それなら将来自分が引き継いだ時もセカンドハウスとして使い続けることができそうだし、何より自分の子どもへ引き継ぐことも考えられる。

 

 そんなことでGW中は、予算、立地、土地も含めていろいろネットブラウジングしてきました。不動産に電話をかけると、なんとGW休みででつながらず。世の中が休みの時こそ書き入れ時のはずが、不動産屋にまで働き方改革が浸透してきたのかと感心してしました。

 さて、普段マンション住まいの自分が親のために新しい実家を探せるか、楽しみであり、頭を悩ます種でもありそうな気がします。のんびりとやっていこう。

 

 

 

確定申告 2023

こんにちは、ぴーえいち4です。

 

毎年恒例の確定申告の時期が来ました。株式投資を行っているならご存じの方も多いかと主もいますが、確定申告は支払いすぎた税金を取り戻せるいいチャンスです!

 

主なやり方はこんな感じでしょうか。

  1. 損益通算
  2. 配当控除
  3. 国税額控除
  4. 医療控除
  5. 寄付控除
  6. などなど

今回は、特に配当控除についてお話します。

実は2023年は重要な年なんです!

今まで多くの方は配当控除を分離課税ではなく、総合課税として申告することで配当控除を選択し、住民税では「申告不要」制度を使うことで、税金を低く抑えることができていました。

が!!

税法の改正によりこのような申告方法は2024年の申告から使えなくなりました。

なので今年は最後のチャンスとなります!

参考:

financial-field.com

 

 一方で、子どもの資産運用をされている方でジュニアNISAではなく特定口座や一般口座を使っている場合あると思います。我が家もそのケースで二人の子供の口座の中で毎年ジュニアNISAの枠を使い切ってから特定口座で高配当・成長株を中心に運用しています。

 特定口座の場合、基本的に確定申告は不要ですが、受け取った配当を子ども名義の確定申告を行うことで支払いすぎた税金を取り戻せることに最近気づきました。特に2020年に基礎控除が引き上げられました。今まで所得税38万円、住民税33万円だったのが、それぞれ10万円ずつ引き上げられて、48万と43万になりました。この枠に抑えられれば子どもは両方とも非課税になります。さらに民主党時代に年少扶養控除が廃止されたことで、そもそも親にとって税控除のメリットがほとんどなくなったので、確定申告することで子ども自身の税金を取り戻すことがより大事になってくるのではないでしょうか。

子どもの配当所得を申告することでどんな影響があるのでしょうか?

  1. 児童手当
    →対象者は基本的に世帯主1人のみなので影響はない。
  2. 保育料
    →保護者等全員の市町村税所得割の合計額で計算されるので、子どもの所得による影響はないはず。
  3. 社会保険の扶養
    →年収130万円の壁あり。ただ「継続的な収入」であり、配当は一般的に該当しない可能性がある。専業主婦が株を売却したケースなどが参考になるかも

    zeikin-chie.net

  4. 何かありますか?思いつかない

 

ということで、子どもが小さいうちに受け取る配当はたかが知れているが、特定口座では税金が20.315%天引きされるので、ほとんどの方にとって子どもが受け取った配当を確定申告で配当控除してもらった方が有利と言えそうです!

実際の申告は次回の機会を使って書こうと思います。

【学研HD】 株価は値ごろ。子育て世帯なら優待の使い勝手は結構いい!

【9470】学研ホールディングス東証プライム)・保有

 

株価:968円(1/27) 時価総額 432億円

 

予想PER

11.83倍

予想EPS

81.8

実績PBR

0.88倍

実績BPS

1,102.16

予想配当利

2.58%

   

 

2023年9月期予想

売上1620億、営業利益67億、純利益36億。

祖業の出版事業、教育事業はほどほど。学研教室や塾教育のノウハウを生かした介護支援事業はしばらく伸びが続くか。

ポジティブ要素

  1. 2020年を最高値としてそこからおおよそ半値まで来た値ごろ感
  2. 首都圏はお受験ブームが到来しており、ニーズが増加している。
  3. 高齢者向け住宅、グループホームは開設数に従って売上が伸びていくのでモニターしやすい。
  4. 優待利回りも2.5%を超えており、6期連続増配で今後も増配が期待できる。配当優待利回り4.6%とホールドする分には十分

ネガティブ要素

  1. 教育コンテンツは良いものの学研教室をいまいち強みにできていない。
  2. Dxの潮流に十分乗れているのか、人材の確保に苦労している感じ。
  3. 競合のベネッセも苦労しているように、急激な少子化の波が来ておりマーケットそのものがそもそもシュリンク

コメント

実は自分の子どもを近所の公文と学研教室を比較してもらったら、学研教室がいい!といってもう10か月以上通っています。教室自体はマンションの一室のようなどころで質素ですが、教えている先生は息子さんを灘や東大に入学させた経験があるし、話してみると思いのほか共感できるところが多かったので、会社自体もウォッチしております。学研教室には社長の宮原さんの著書がおかれていて、読んでみると伝統を重んじながらも情熱のある方だと印象を受けました。経営手腕自体に華やかさはないが、着実に成長している会社であるので、いまの株価水準なら900を切ったタイミングで少しずつ集めるのはよいのでは。

特に最近は優待をいただきましたが、学研モールで使えるクーポンなので子どもでも大人でも楽しめる本や知育玩具、保育園で使えるグッズなどかなりの種類がそろっているので子育て世帯の私としては家族全員分保有しておきたい。

【エレコム】 株価は低迷圏、自己株買付のお替わりあるか?

【6750】エレコム東証プライム)・保有

 

株価:1,324円 (1/6)、時価総額:1,221億円

予想PER

11.84倍

予想EPS

111.8

実績PBR

1.33倍

実績BPS

992.54

予想配当利

3.02%

 

2023年3月期予想

売上:1,116億、営業利益:136億、純利益:95億

パソコン周辺製品、スマホタブレット製品、BtoBの周辺機器が主力。コロナバブルやGIGAスクール特需が一巡し、売上は一定程度維持されているが、これまでの数年間の成長性が見られず売り込まれてきた。

ポジティブ要素:

  1. 連続増配を続けており、ほぼ無借金で、自己資本比率74.4%、現金は420億、流動比率は3.9倍と財務面では頑丈な安定性を誇っている。
  2. 高い売り上げ利益率の維持を標榜した運営

ネガティブ要素:

  1. 手元資金をM&Aに十分に活用できずにずっとプールしているのが投資家には不人気。
  2. 2年前に株主優待を廃止した。
  3. 半導体不足、円安が原価率の上昇をもろに影響
  4. 創設者の交代によって経営体制にまだ安定性が見られない。

コメント:

時価総額が売り上げと同じぐらいまで売り込まれている。情報開示には比較的積極的で、最新の決算説明会では為替ヘッジを118でヘッジしており、さらに来期についても6割のヘッジが完了。足元では円安のトレンドは一定程度落ち着いており、少なくと1ドル140円を超えるような状況からはだいぶ状況が明るくなってきた可能性がある。値上げによって客離れが小さければ一定の利益は確保されるのではと予想。さらに、1年間に複数回値上げを予定していることから商品力には自信を持っているのでは。ただ、BtoCでの値上げには慎重のようで、売上や収益の低成長はやむを得ないか。自社株買いや増配もあり、株主還元にも一定程度配慮が見られる。手元資金を有効に使えないなら、自社株を買った方がよいのではと思えてしまう。一定程度オーバーシュートした際には妙味が出てくると思われる。

 

 

 

子どもの資産運用

こんにちは、ぴーえいち4です。

 

普段資産形成されている家庭では、子供の資産形成も考えていますか?

これから数回にわたって、子供の資産形成の必要性とその方法について私の考え方をお伝えできればと思います。

 

 

そもそもなぜ子どもの資産運用が必要?

子供の資産運用を考えていますか?と聞かれても、ピンときませんよね。

理由その1:子どもがチャレンジするための安全地帯

普段の生活や今後の教育費など様々な出費、自分の資産を大きくするだけでも精いっぱいなのに、子どもの分まで考える余裕がないかもしれません。

ただ、子どもがいる以上、私たちよりも長生きするし、VUCA(Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguity)と呼ばれる、私たちの時代よりも変化に富む時代を生きていくことになります。その際に、子どもたちが将来路頭に迷わないように、そして強くたくましく自分の道を切り開いていくための安全地帯を小さいうちに長期を見据えて築けていくことこそ、親にとって大事なことだと思います。

「親が敷いたレールの上を進みたくない」と聞こえてきそうですが、あくまで決めるのは自分(子どもたち)。ただ、その決めた道に進むためには、現代にはある程度の資産と余裕が必要でしょう。医学部に行きたい!海外で生活してみたい!そう言われても「頑張ってこい!」と言えるのが親の務めではないでしょうか。

 

理由その2:教育の一環になる

義務教育に資産形成の授業が導入されました。今後はその重要性はますます大きくなります。大学生や新社会人になって、危ない投資セミナーやマルチ商法などの詐欺まがいな手法に巻き込まれる前に、自分で判断できるためにも小さいことから「お金とは?」「稼ぐとは?」などについてしっかりとした知識を身に着ける必要があるのではないでしょうか?

理由その3:家計の助けになる

 大人だけでなく、子どもの資産をある程度築くことができれば、次第に家計にも余裕が出てきてくると思います。単純に資産が増えるにつれて生活コストが変わらなければ、入ってくるお金が増えて出ていくお金が減るので、子どもにも大人にも恩恵が受けられるはずです。

 他にも、株主優待の場合、1単位が最も配当優待利回りが高い場合が多く、日本で個別株に投資する場合にも、家族全員で同一銘柄を持てば年に1回か2回くる株主優待の数も倍々と増えていくので、各段に家計が助かるはずです。

 

まとめ

理由を一つにまとめれば、子どもの将来がより選択肢をより多くしたくて、子どものための資産運用を真剣に考え始めています。

次回から、基本的な考え方や具体的なやり方について書いていこうと思います。

自己紹介 ぴーえいち4ってだれ?

はじめまして、ぴーえいち4と申します。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

これまでの経歴

関西在住、関西育ち、東京に少し距離感があるが、旅行好き。

国立大の薬学部を出て、その後一応Ph.D.も取りました。

医薬品会社で研究開発関係の仕事に従事して10年以上。

こういう風に聞くとエリートのように聞こえるかもしれませんが、本人は何も気にしていません。

思えば自分が病気を治したいという単純な興味で歩んできましたが、今の仕事はライフサイエンスや医療に近くて満足しています。

何より関西で過ごせるのは楽だなと。

妻と共働き、小さい子どもが二人と、現代の社会にサバイブしながらも、楽しみにを見出そうとしています。

 

投資歴

大学2年の二十歳から投資を始めてもう10年以上たちました。

ただ本格的に始めたのはアベノミクスです。

リーマンショック、チャイナショックなど様々なことを経験しながらも、やはり投資で退場しないこと、長く細く続けることが資産形成につながるのだとしみじみ感じています。

運用先は主に日本株、米国株、投資信託、リートを中心に、子供のために資産を残せるようにしつつも、株主優待なども楽しみたい欲張り系投資家かもしれません。

成長株、好配当株好き、テーマ株やモメンタム系投資が苦手。

 

 

ブログについて

このブログでは子育て、投資、キャリアについて現代を生きる理系パパが子どもたちのため、世の中のために、少しでも有益な情報を残せるようと思い2023年に開設しました。

同時に自分の思考や資産形成の記録も兼ねています。

 

いろいろ勉強して経験してきましたが、ノブレスオブリージュのように社会に還元シテナンボだと思っています。

「資産形成は難しい」と思われないようにしつつも、ある程度経験のある方も読みごたえのある情報を提供できればと考えています。

「主体性である」ことが成功への第一歩です。そのために、自分のできることを一歩ずつ進めていきます。

 

皆さん、よろしくお願いします!